市販薬市場が頭打ちとなった時代から新たな事業展開と独自の改革で売り上げを出し続ける驚異の老舗企業「ロート製薬」
その大企業を率いる創業家4代目の山田邦雄(やまだくにお)会長はその手腕によりメディア出演、対談やインタビューなどで一般人の目に触れる機会も多いですよね。
そんなスゴイ人の「学歴」っていったいどんなんだろう? なんて気になるものです。
ということで山田邦雄会長の出身校などの学歴や経歴をまとめてみました!
【ロート製薬会長】山田邦雄氏の学歴
「ロ~オト、ロオト ロ~オト~」のCM音は誰でも聞いたことありますよね?
そんな言わずと知れた有名企業「ロート製薬」の現会長、山田邦雄氏の学歴はやっぱりすごかったです!
出身校はあの灘中、灘高!
山田邦雄会長の出身高校はビッグスリーと言われるあの有名な「私立灘高等学校」でした。
「灘校」は神戸市にある中高一貫の進学校で、なんと「東京大学に入るより難しい」とも言われる難関校なのです。 いや~さすがですね。
ちなみに灘高校は高い偏差値の一方で「自由な校風」でも知られています。 そんな校風に集う学生は変人・奇人 (もちろん良い意味で) とも言えるユニークな人物も多いそうです。
そんな学生たちの中でも山田邦雄会長は目立つ存在だったようですね。
灘の同期で日本航空取締役の大西賢氏がインタビューで山田会長に触れていました。
同期にも個性的な人物がそろっていました。(中略)ロート製薬の山田邦雄会長もユニークな経営で知られていますが、彼も非常に個性が光っていました。
引用元:NIKKEI STYLE 出典ナビ リーダーの母校
JALの取締役と同期とは人脈もやはりすごいですね!
ちなみに、2018年度の灘高校の偏差値は、なんと 驚異の80 でした!
山田邦雄会長が灘中・高校に在籍されていた期間は計算すると1968年から1974年ということになりますが、残念ながら当時の偏差値データはありませんでした。
しかし、灘高校は1968年に私学では初めて東京大学合格者1位(132名)という実績を残しています。
この事実から見てもやはり灘高校は当時から超エリート学校だったことは明らかですね!
出身大学はなんと東京大学!
山田邦雄会長の出身大学は言わずと知れた日本一の「東京大学」
なんとまあ、恐れ入りました (汗
また、その東大のなかでも「理学部 物理学科」を卒業されてますが、どうやらこの学科は東大生でも優秀でないと進学できないそうなんですよ。
そんなこと聞いちゃうと一般ピーポーの私はこう思ってしまいます。 ず~っと遊ぶことなく勉学ばかりを励んでこられたんだろうか?
な~んて思っていたらこんなインタビュー記事を見つけました。
彼(山田)は学生時代から、なかなかのアスリートで(中略)「灘中、灘高校時代は登山部でした。 東京大学では体育会スキー部に入ってアルペン競技をやっていました」
引用元:成功と幸福への誘い Winners story
いや~勉強だけじゃなかったんですね。失礼しました。
まさに文武両道ですね!
ちなみに偏差値ですが、2020年度の東京大学理学部物理学科は 67 となっていました!
さらにMBA(経営学修士号)を取得!
山田邦雄会長は平成2年(1990年)に慶應ビジネススクールでMBAまで取得されています。
MBAってビジネス業界でよく聞きますよね。 MBAを簡単に一言にすると「経営に必要な知識を習得した学位」でしょうか。(ざっくり言い過ぎでしたらゴメンなさい)
ちなみに、1962年に正式に初めて日本に誕生したMBAがこの「慶應ビジネススクール」らしいですよ。
さらに確認してみると、主要な国ごとにMBAのランキングを発表しているフランスのコンサルティング会社 Eduniversal の発表(2020年版)によると、この慶應ビジネススクールは日本国内では 最高ランク かつ 1位 となっていました!
も~う驚きませんけどね、やはり選ぶビジネススクールも一流なんですね!
【ロート製薬会長】山田邦雄氏の経歴一覧
山田邦雄会長のプロフィールと経歴もさらっと紹介しておきます!
意外とアウトドアでアクティブな育ちだったので少し驚きました。
プロフィール
- 1956年1月23日、大阪生まれ、既婚(妻と娘一人)
- 灘中、灘高校時代は「登山部」
- 東京大学では「体育会スキー部」
- 社会人以降はテニス、トライアスロンやヨットと趣味がいろいろ
- 座右の銘は「唯独自然」(←自作らしいです)
- 2018年度の役員報酬額なんと 1億7600万円 なり!
さらっと1億円プレーヤーにもびっくりです!!
さすがですね~ (っとゆうかほぼ2億…)
経歴一覧
- 1979年 東京大学理学部物理学科 卒業
- 1980年 ロート製薬株式会社 入社
- 1990年 慶應ビジネススクールMBA 取得
- 1991年 ロート製薬 取締役 就任
- 1992年 ロート製薬 専務取締役 就任
- 1995年 ロート製薬 ヘルスケア事業推進本部長
- 1995年 メンソレータム社 取締役 就任
- 1996年 ロート製薬 取締役副社長 就任
- 1998年 メンソレータム社 取締役会長 就任(現)
- 1999年 ロート製薬 取締役社長 就任
- 2009年 ロート製薬 取締役会長 兼 最高経営責任者 就任
- 2018年 ロート製薬 取締役会長 兼 社長 就任
- 2019年 ロート製薬 取締役会長 就任 (現)
1999年に就任した社長職は、10年任期として予定通り2009年で社長を後任に譲ったそうです。 それは良くも悪くもワンマン体質になるのを防ぐが目的のようですね。 あっぱれです!
まとめ
1899年創業の老舗で目薬の国内シェア1位を誇る「ロート製薬」を牽引する一人、山田邦雄会長を調べてみると本当にす~っごい高学歴でしたね!
さらに勉学だけではなく文武両道だったこともわかりました。 創業家出身のオーナー経営者が数代後に収益拡大するのは少ないケースらしいです。 なのに山田邦雄さんが4代目にして過去最高収益を上げたというその手腕にも納得ですね!