網戸って、意外とほしい窓にナゼか付いてないことがあります。
そんなときは「業者に依頼してつけてもらう」ものだと思っていました。ところが最近はホームセンターに「網戸DIYコーナー」があるくらい自作のハードルが下がっているようです!
調べてみると、世のDIYヤーは「木枠の網戸」を作ることが多いのかなと思いました。 ですが、私には少々手間が多そうとも感じました(汗) その点アルミ枠だと切断して組み立てるだけなので簡単そうですし見栄えも良しです!
そういうわけで、今回はアルミ枠網戸を自作してみましたので、その手順を紹介します! これから網戸を作ろうか検討されている方のお役にたてればと思います^^
目次
アルミ枠の網戸自作の準備をする
自作前に確認すべき事とアルミ枠網戸を自作するための準備物を紹介します!
① 窓枠の確認(レール・寸法)
まず第一に確認するのが、網戸が設置できるレールがついてるか? で、これが無いと話になりません!! (レールが無くても場合によって後付けは可能)
今回は「網戸自作」ですのでレールはある場合にて進めます。 ちなみに私が取り付けたい窓には画像↓のようにレールがあります^^
そして寸法を計測します。
測るのは「縦幅」と「横幅」のみです
② 各部品を購入
- アルミ製の桟 (縦桟2本+横桟2本+胴桟1本←小型は不要)
- 戸車 (左右2個)
- 各桟のコーナー部品
- 網押さえゴム (ゴムの直径が数種類あるので桟の溝寸法に注意)
- 虫止めガード (網戸の左右に2本)
- 網 (網戸用)
- 金ノコ切り (アルミ桟の切断用)
- ローラー (網押さえゴムのはめ込み用)←必須品です!
- カッター (切れ味の良い物がオススメ。ハサミでも可)
- ハサミ (網切断後に出る網のヒゲを処理するため)
- クリップ (網の仮止め用、留まれば何でも可)
- プラスドライバー (レールに網戸を設置後の高さ調整で使用)
- メジャー (長さ計測用)
- クランプ (切断物の固定用)
無くても良いが有ると便利なオススメ工具です!
私が伺ったホームセンターでは↓このように各部が販売されていました。
ふむふむ、なるほどこの部品が…、などと見ていると
なんと↓こんなセット品を見つけました!!
その名も、OK組立アミド!
アルミ網戸を作るのに必要な部品がセットになっているDIYキットです!
シルバーとブロンズの2色あるようです。
ちなみに、ナゼか知りませんがブロンズの方が500円高いです…
私が必要なのは「大」サイズですが、他にも「中」「小」サイズもありました。
そして合計額の比較をしてみると、各部品を単品で買い揃えた場合より安いではないですか!! しかも、付属で「ローラー」と「金ノコ切り」も付いています!
ということで、結局この「OK組立アミド」で製作することにしました。
セット商品ですのでこれなら部品の買い間違いも防げます!
特に「初心者」にはおすすめですね^^
(注意:網は付属していないので単体で購入しましょう)
それでは作っていきましょう!!
アルミ枠の網戸を自作するやり方を紹介!
OK組立アミドを使って製作した手順を紹介します!
① 縦横の桟を必要寸法に切断
あらかじめ計測していたHとWの寸法から切断寸法を決めます。
購入したキットの説明書を使って↓このように計算できます!
そして切断する長さにマジックで印を入れます
キットに付属の「金ノコ切り」で切断します。
クランプを使って切断する桟を固定すると作業しやすくなります^^
② 各部品を組み立てる
切断後は組み立てるだけ!
縦横の桟にコーナー部品を差し込むだけで簡単です。
それだけではユルユルですが、後でゴムをはめ込むと桟同士がしっかり固定されます。
③ 網を張り付ける
まず網を戸枠にクリップで仮止めします。
そして下図の手順で網を押さえゴムではめ込んでいきます。
ゴムの押しこみは付属のローラーを使用しましょう!
網の余分はカッターでカットします。
切れ残り網のヒゲが出ますがヒゲカットはハサミの方が楽にできますよ^^
そして虫よけガードも戸の両端に取り付けて完成です↓
④ 網戸をレールに取り付ける
レールへの取り付けは下図のように上からはめます
そして取り付けが完成しました↓
おぉ~、いい感じです。
これで虫を気にせず戸を全開にできます^^
まとめ
今回の製作時間はだいたい2時間程度で、合計費用は8,225円(税込)でした
【OK組立アミド7,700円+網305円+クランプ220円】
実際に製作してみた感想としては「思ったより簡単だった」ですが、やはり改善点はいくつかあります。
例えば、網を張るときのテンションのかけ具合であったり桟の切断面のキレイさであったりですが、まぁこれらは経験とともに向上することかなと思います。
とはいえ初回製作品でもしっかりしたアルミ枠網戸を完成できましたので、ぜひ機会があれば皆さんもDIYされることをオススメしたいと思います。